うちでホントにあった怖い話
わたしのおばの生活ぶりは、こんな感じです。
わたしの母に買ってもらったマンションに、一応1人暮らしをしています。離婚したので、主婦でもないし、ただの無職です。旦那との離婚は散々なものなので、愛想をつかされ、生活費をまったくもらえないことになりました。仕事もしたことがなく、わたしの母が彼女の生活費を全部出しているのです。
1人暮らしなもので、友達の全然いなくて、寂しいと言って、午前中からわたしのうちでごろごろして、わたしの親が作った料理を食べ、テレビを見て、昼ごはん、晩ごはんを食べてから自分のマンションに帰ります。
それが彼女の日課です。
自分の人生は悲惨なものだから、皆はあたしのことを同情してくれと本人の口から出る言葉で、信じられないぐらい、悲劇のヒロインをなりきった自分が可愛くてしようがないですね。
母からもらった生活費に当ててほしいお金で、大好きなセール服につきこむ癖があるおばは、衝動買いだから、サイズは小さいものや、好きじゃなくなるものを全部母に「プレゼント」をしてくれます。その分は、「生活費」が足りなくなるから、また母からお金をもらいます。要する、わたしの母は、自分の金で買ったおばの要らない服をもう一度買うわけですね。
天下一番笑える冗談だと思うでしょう、それが本当の話です。
最近、近所の主婦がパートを始めたと聞いて、おばは「あたしも働く。でも、下手な仕事は嫌だから、働けば良い会社で働きたい」とティーネットジャパンの求人情報を見て、お仕事頂戴とか言い出しました。
この人はダメだ、この人に会えば、世界中の人が天使にまえます。まぁ、なんでもいいからさ、まずティーネットジャパンに謝って欲しいです、悪いけど・・・